レップ(rep)とは?セット・RM・ボリュームの意味を初心者向けに解説【筋トレ用語】
先に答えから。レップ(rep)とは、筋トレで動作を繰り返す「回数」のことです(英語のRepetition=反復の略。複数形でrepsとも書きます)。そしてRMは「その回数がちょうど限界になる重量」。この2つの関係がわかると、筋トレメニューは一気に読めるようになります。
「スクワット10回を3セット」「10RMの重量で」——筋トレを始めると必ず出てくるこの言葉たち、正確に説明できますか?
用語の意味を知らないままだと、自分に合わない重量設定をしたり、筋肉に十分な刺激を与えられなかったりと、せっかくの努力が半減してしまいます。逆に言えば、たった4つの用語を理解するだけで、YouTubeの解説動画もジムのメニューも一気に「読める」ようになります。
この記事では、初心者が最初に覚えるべき4つの基本用語を、図解つきでやさしく解説します。
結論|まずはこの4語だけ覚えればOK

| 用語 | ひとことで言うと | 例 |
|---|---|---|
| レップ(Rep) | 動作を繰り返す回数 | 10レップ=10回動作する |
| セット(Set) | 「レップ+休憩」のまとまり | 10回×3セット=10回やって休憩、を3周 |
| RM | その回数が限界になる重量 | 10RM=ちょうど10回できる重さ |
| ボリューム | 筋肉に与えた負荷の総量 | 重量×レップ×セットで計算 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. レップ(rep/reps)とは|意味は「動作を繰り返す回数」
意味:1セットの中で動作を繰り返す回数のことです。英語のRepetition(レペティション=反復)の略で、repと表記され、複数形ではrepsと書きます。
例:「10レップ」=その種目を10回繰り返す(10 repsも同じ意味)
スクワットなら「しゃがんで立つ」で1レップ。YouTubeや海外のメニューで「3 sets of 10 reps」とあれば「10回×3セット」のことです。この回数を増やすことが、後述するトレーニングボリュームを高める方法のひとつになります。
2. セット(set)とは|「レップ+休憩」のまとまり
意味:「レップのまとまり+休憩(インターバル)」を1単位として数えたものです。
例:「スクワット10回を3セット」=10回行ったら休憩、それを3回繰り返す
実際のトレーニングは「動作→休憩→動作→休憩…」の繰り返しで進みます。この「繰り返し動作→休憩」のワンサイクルが1セットです。
3. RM(Repetition Maximum)とは|repとの違い
意味:「その回数がちょうど限界になる重量」のことです。
repとRMの違いを整理すると——repは「回数」そのもの、RMは「その回数が限界になる重さ」。つまり「10レップやる」は回数の話で、「10RMでやる」は重量の話です。同じ「10」でも指しているものが違います。
例:「10RM」=10回はできるけど11回はできない重さ
変数が2つあるので少しイメージしづらいですが、1RM=1回だけ挙げられる最大重量が基準です。メニューでよく見る「1RMの80%」は、たとえば1RMが80kgなら:
80kg × 80% → 64kg
RMがわかると、「軽すぎて効かない」「重すぎてフォームが崩れる」を避けて、自分に合った負荷設定ができるようになります。
1RMはアプリで安全に推定できる
実際に限界重量に挑戦するのはケガのリスクがあるので、初心者にはおすすめしません。私が毎回のトレーニングで使っている記録アプリBurnFitなら、日々の記録から予想1RMを自動で算出してくれます。

→ 筋トレ記録アプリBurnFitで迷わず始めるボディメイク
4. トレーニングボリューム
意味:トレーニングで筋肉にどれだけの負荷を与えたかを示す総量。「総負荷量」とも言います。
計算はシンプルです:
重量 × レップ数 × セット数 = トレーニングボリューム
(例:60kg × 10レップ × 3セット = ボリューム1,800kg)
なぜボリュームが大事?「漸進性過負荷の原則」
筋肥大の大原則に「漸進性過負荷の原則(プログレッシブ・オーバーロード)」があります。前回のトレーニングより少しでも多くの負荷を筋肉に与えることで、筋肉は成長し続ける——という法則です。
計算式のとおり、負荷を増やす方法は3つ:
- 重量を増やす
- レップ数を増やす
- セット数を増やす
いちばん取り組みやすいのはセット数を増やす方法です。インターバルで筋肉は多少回復するので、「もう1セット」は意外と頑張れます。そして毎セット「もう1回!」を意識することも大切。記録アプリで前回の数字を見ながら、少しずつ積み上げていきましょう。
あわせて覚えたいミニ用語集
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| インターバル | セット間の休憩。筋肥大目的なら1〜3分が目安 |
| BIG3 | ベンチプレス・スクワット・デッドリフトの3大種目 |
| オールアウト | 限界まで追い込むこと。初心者は限界の1〜2回手前でやめるのが安全 |
| コンパウンド種目 | 複数の関節・筋肉を同時に使う種目(例:スクワット) |
| アイソレーション種目 | 1つの筋肉を狙って鍛える種目(例:アームカール) |
よくある質問(FAQ)
Q. 初心者は何回×何セットがいいですか?
まずは「8〜12回がちょうど限界になる重さ(8〜12RM)で3セット」が王道です。筋肥大に効率的なゾーンとされ、フォーム習得にも適した負荷です。
Q. 毎セット限界までやるべきですか?
初心者のうちは限界の1〜2回手前でやめるのが安全です。追い込みはフォームとセーフティ設定に慣れてから。詳しくは フリーウェイトデビュー完全ガイド をどうぞ。
Q. 用語は覚えたけど、メニューはどう組めばいい?
まずは全身法(週2〜3回)から。慣れてきたら部位ごとに分ける「分割法」があります。筋トレの分割法とは?全身法・2分割・3分割の選び方 で実践例つきで解説しています。
まとめ|用語がわかれば、メニューが「読める・作れる」
- レップ=回数、セット=レップ+休憩のまとまり
- RM=その回数が限界になる重量。1RMはアプリで安全に推定
- ボリューム=重量×レップ×セット。前回より少しずつ増やす(漸進性過負荷)
- 初心者の目安は8〜12RM×3セットから
筋トレは「やり方」よりまず「正しい負荷と回数設定」。用語を理解したあなたは、もう解説動画もジムのメニューもすぐ実践できます。
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